【Days】スパン子さん(ミュージシャン)


働きながら子育て中のパパママをクローズアップし、子育てに対する姿勢や日々の生活などをインタビューするコーナー「Days」。

第2回目のゲストは、関東より移住されたアコーディオン奏者の「スパン子」さんです。ミュージシャン一家の子育て風景をお伺いしてきました!

※【お詫び】インタビューは昨年10月に行われましたが、つむぐるドットコム管理人の体調不良により更新が大幅に遅れてしまいました。ライブ情報もインタビュー時にお伺いしていましたが、リアルタイムにUPできずに申し訳ありません。。。
今後のスパン子さんのライブスケジュールについては、公式サイトをチェックしてみて下さいね。

スパン子さん公式サイト→http://folkevise.net/spannko/

アースディ大町でのライブ風景。スパン子さん(右)息子さんのほうすけさん(中)旦那さんの熊坂義人さん(左)

まず、埼玉から移住されてきたきっかけを教えて下さい。
実は、2年ほど前にライブで大町に来た事があり、以来この場所が好きで、よく訪れていたんです。その後震災が起こりその時感じた緊張感がすごすぎて、家族でふと大町へ行こうと思い立ち2日間滞在しました。そこで見た地元の人たちの生活は、畑もあるし水もあるし、何かあっても大丈夫だよ、ということがベースにあるもの。そこに触れたら随分気持ちが楽にゆったりとしたんです。

それから数ヶ月後、あまりに夏が暑くて、避暑目的でまた大町を訪れました。たまたま息子と一緒に大町のキャンプ場で1ヶ月バイトをしながら暮らしてみる機会があったのですが、あまりにのんびりして、ここでの暮らしが良いものだったので「住んでも良いかも!」と。
で、移住を決めました。
はじめはまさか住むなんて思ってもいませんでしたけどね(笑)

大町市に来てからの子育てはどうですか?
まず、こっちの子供達はみんな元気!!!幼稚園では裸足で遊びみんな風邪もひきません。大町に住むと決めてから、せっかくだから野外保育も良いなと思い見学も行き、それはそれで面白かったんですけど、回っているうちにわざわざそうしなくても良いかも、と。地域の子供が普通にみんな元気でたくましい(笑)
こっちでの子育ては「のびのびさせたい」という気持ちがあり(今まで無かったものを重点的にできる場所を、という意味合いだったんですけど)のびのびできる場所が当たり前にあるところに来たのでそれだけで十分かと。

なにか具体的な変化は感じていますか?
息子もますます元気に強くなってきたと思います。
今、畑を借りて野菜を育てているんですが、今まで、野菜ばかりを食べていると少し力が足りなくなる、そんな漠然としたイメージを持っていました。だけど、こっちの野菜は予想以上にすごい!
ボンっと大きく生えたり実をつけたり。野菜ってこんなにパワフルなんだ、と。味も美味しくてこれが野菜なんだ!とこっちに来て改めて思いました。こういう野菜を食べて育てば元気になるな、としみじみ実感しています。

また、埼玉にいると空気は一体どこでうまれているんだろうと感じる事があったけど、大町で過ごすと目の前に山があって自然があって、あー循環してるんだなと無意識で知れる、思える自分がいる。
これは大きな違いだと思う。

都会では自分のあり場所を“見せなきゃ”という気持ちが強かったけれど、こっちでは、自分が歌いたくて歌う、というシンプルなところを大事にすればいいんだと思えたことが面白かった。
自然が普通に存在しているように、自分も存在する、とでも言うのかな。

子育てについてポリシーとしていることはありますか?
もともと子育てという概念がないんです。もちろんまだ小さいから出来ない事はたくさんあるけれど、大人よりよっぽど立派だと思っています。だからあまり教えなきゃ、とか成長させなきゃって思いがあまり無い。私もまだまだ右往左往するものだから、一緒に成長する、みたいな。

子供はよく見てるし、よく聞いてるし、どうしたら良いかもよく分かってる。けど自分で意識していないだけ。手助けはしていきたいとは思ってるけど、その子の持っているものがその子らしく溢れて出てくれればいいなと思ってます。
こうしなきゃいけないというものが少なく、単純に「こうしたい」が伸びて行くといいなと思ってます。

息子さんの「ほうすけさん」もライブに参加されてますね。きっかけは何だったのですか?

STOMPの「リズムは世界を巡る」という映像があるのですが、それが大好きで家で一緒に太鼓をたたくようになったんです。
(あ、これすごく良いですよ!リズムが色んな国へ行っていろんな音楽になって、それがつながるという、オススメです)

もともとファミリーバンドは恥ずかしいからやりたくないな、と思っていたんですけど(笑)。ある時、あるライブハウスのオーナーさんが私達のライブ本番の最後にほうすけくんを連れてきて、演奏してみたらすごく良かった。これが三歳のとき。
ライブの最後で私が「ほうすけさん」でした〜、と紹介したら息子の笑顔が私達と同列になった感じがして、息子の思いにじーんとしました。
それがきっかけで、本人がやりたいと言ったときはやるようになりました。

それではそれ以来、3歳のほうすけさんも練習を?

叩きたい、と本人が言うようになり始めは好きなように曲を叩いていました。けれど集中できる時間がまだそんなに長くないし、だんだん、あれ?手応えを感じなくなっているのかな?と私の方が感じ始めました。
そこで、「良かった」とか「こうだった、ああだった」などと感想を言うようにしたんです。そして、毎回曲を決め「この曲が歌えるようになったら叩いてもいいよ」というルールを作ってみました。すると、集中し2晩くらいするとちゃんと曲を歌えるようになっているんです。本人も達成感を味わえているようですし、そこから学んだ事は、ちゃんと見える指針があった方が良いんだな、と。

なるほど、これは習い事を始めた子供との接し方としても参考になりそうです。最後に子育て中のパパママへ向けて一言メッセージを下さい。
こんなにのびのび出来る場所はすばらしいと思うのでそれを十分に感じて生活していきたいですね。一緒にがんばりましょう。

スパン子さん、ありがとうございました!

【編集後記】
ナチュラルな語り口がとても魅力的なスパン子さん。育児に関する話しは共感できることが多々あって学ばせていただきました。皆さんもぜひ、ライブに遊びにいってみて下さいね。


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